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はじめに
代表挨拶
2017年私はあるきっかけで沖縄に入った。
そこで現地の色々な人と会い、色々なことを学んだ。
共育者を名乗る私は正直恥ずかしかった。
沖縄の何も知らない私が。
子どもの貧困率ワースト1であることも。
子ども達の前に立って教育をしてきたはずなのに
沖縄の何も知らなかった。
そして沖縄で一番ショックを受けた言葉は、
内地の人間は「観光」と「搾取」だけに来ていると聞いたことだった。
全国の限界集落やへき地と言われる町や村を巡って
いい気になって活動をしていた私が無性に恥ずかしかった。
2017年、私は私が主宰するダンスチーム関西京都今村組を伴って
沖縄初のLIVEを敢行した。
それから5年コロナで活動が途絶えていた私を、
今村組を再び沖縄の地にひっぱってくれたのが、現地の旧知の仲間たちだった。
今私は沖縄本土復帰50周年のこの年に再び沖縄でLIVEを開催することができた。
今村組の子ども達と共に復帰50年とはいったい何たるかを学びに、そして何が共有できるのか、何が学べるのか、
そして何を伝えることができるのか、私は私の全てをかけて5月15日復帰記念のこの日沖縄に立つ!
6月23日沖縄戦慰霊の日に生を受けた者として。
ダンスチーム関西京都今村組総代表
非営利型一般社団法人日本共育プロジェクト
代表理事 今村克彦
実行委員長挨拶
あれは5年前、知人の紹介でダンスチーム関西京都今村組の今村克彦氏と初めて出会いました。
元小学校の教師が、自分の居場所を求めて悩んでいる子どもたちを一手に引き受け、エネルギッシュなパフォーマンスを全国津々浦々で披露しているとの話を聞いてぜひ会ってみたくなりました。
今村氏は、一目でほとばしる魂と子どもを見捨てない情熱が伝わる人物だと確信。
自校のダンスをしている生徒と引き合わせた途端、子ども達の目がみるみる変わったのを今でも鮮明に覚えています。
関西京都今村組は中・高校生中心のチーム、「炎のダンス」「魂の踊り」と称されています。
これまで東日本大震災・熊本震災など全国各地の震災復興支援、韓国セウォル号追悼、ジュピターの平原綾香、関ジャニ∞との共演、全国の村々に出かけ、元気と笑顔を届ける活動を展開している。
2018年に沖縄で初公演し、会場は満席で大盛況。
今村氏は、沖縄の人柄に惚れ込み、「子どもの貧困」対策として5年前からライブ活動やダンス指導会など多彩な活動を行ってくれています。
「やっぱ沖縄いいなあ、沖縄好きやねん」との間柄が続き、今年沖縄本土復帰50周年の記念すべき5月15日に那覇市「琉球新報ホール」にて記念ライブを行ってくれます。
本土復帰があったことを知らない人が大勢いる、意味も知らない、それでいいのか?子どもたちに平和の尊さを知らせると共に、予測困難な時代を生き抜くたくましさを今の自分たちになにかできることはないかと熱い思いで来沖します。
沖縄の方に彼らの「炎のダンス」「魂の踊り」をぜひ感じ取り、関西の子と沖縄に住む子と心を一つにし、時代を切り拓く人材育成をしませんか?新型コロナ禍、他国での戦争など思いもよらない時代ですが、次代を担う若者が「今、自分ができること」を彼らなりに伝えたいと動いています。
われわれも全力応援しようではありませんか!!
沖縄子ども応縁団 今村組を沖縄に呼ぶ会
実行委員長那覇市城北中学校校長 仲盛康治